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<東北の本棚>船長が語る事故の全容

◎洞爺丸追憶 横山北斗 著

 1954年9月26日、函館と青森を結ぶ青函連絡船洞爺丸(乗客定員1136人)が台風15号の暴風により沈没した。死者・行方不明者1155人に及ぶ国内最大の海難事故はどのようにして起きたのか。史実を踏まえつつ、事故で亡くなった船長の近藤平市に語らせる形式で物語は進んでゆく。

 

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