予算案通過と政倫審 疑惑置き去り強引さ際立つ 社説(3/3)
疑惑に対する説明責任には早々と背を向け、能登半島地震への対応を口実に2024年度予算案の衆院通過と裏金問題の幕引きを急いだ。
岸田文雄政権の姿勢は、奥能登地方の苦境に思いを寄せる東日本大震災の被災地から見ても決してフェアなものとは言えない。国民の不信をいっそう深める強引な国会運営は厳しい非難に値す…
関連リンク
- ・GDP4位に転落 豊かさの基準見つめ直そう 社説(3/2)
- ・首相出席の政倫審 説明責任果たしたと言えぬ 社説(3/1)
- ・能登地震、在宅避難 取りこぼさない支援体制を 社説(2/29)
- ・核ごみ処分地調査 今後の進展、見通せるのか 社説(2/28)
- ・訪問介護の報酬減額 在宅ケアの崩壊招きかねぬ 社説(2/27)