津波に打ちのめされ、立ち上がった天然記念物<場所の記憶(2)大沢の臥竜梅(岩手・山田)>
あの日を境に多くの人生が揺れ動いた。失われた命があった。残され、生きる意味を自問する人がいた。自然の営みや差し伸べられた手に希望を見いだす人がいた。震災と東京電力福島第1原発事故に見舞われた場所を巡る人々の記憶に耳を傾ける。
梅は覚えている。根付いてから300年、この地が幾度となく津波に襲われ、多…
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