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「生きづらさ感じる人の居場所を」ひきこもっていた次男を津波で亡くした佐々木善仁さん、妻の遺志を形に

岩手・陸前高田に今月中完成

 ひきこもりや不登校など、生きづらさを感じている人の「居場所」があったらいい。妻の遺志が、いつしか自分の心のよりどころになっていた。

 「あっという間に13年になった。今年も来たよ」

 岩手県陸前高田市の元教員佐々木善仁さん(73)は11日早朝、広田湾の入り江で花を手向け、祈り…

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