「まるで校庭」田んぼの水確保に農家苦心 宮城・栗原の迫川流域
宮城県栗原市の迫川流域の稲作農家が水の確保に苦慮している。暖冬で栗駒山の雪解け水が少なかった上、田植え時期の少雨が重なったためだ。市内の花山、栗駒の両ダムの貯水率は約30%まで低下し、地元の土地改良区が農家に節水協力を呼びかける異常事態になっている。(栗原支局・鈴木拓也)
少雪や少雨影響 貯水率30…
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