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東北振興のモデル志す <未完の民権家・木村礼佐(上)「遠田旬報」発行>

 大正デモクラシーの時代、宮城県北を舞台に新聞を発行し、農村振興や女性の政治参加、国際平和を訴えて啓蒙(けいもう)活動に取り組んだ人物がいた。訴えは実現しなかったが、考え方は現代にも通じる。保存されていた新聞を手掛かりに「未完の民権家」の足跡を追った。

多岐にわたる掲載内容

 名を「木村礼佐(れいすけ)…

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