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気仙沼・本吉で伝統の和船漕ぎレース 出場4チームがかけ声に合わせてパドル操る

息を合わせてパドルを漕ぎ、ゴールを目指す参加者

 宮城県気仙沼市本吉町の小泉地区で23日、約20年ぶりに昨年復活した地区の交流イベント「和船漕(こ)ぎレース」があった。小雨降るあいにくの天候だったが、6人一組の計4チームが出場し、力を合わせてゴールを目指した。

 小泉大橋下の津谷川河口が会場で、コースは上流から下流までの100メートル。参加者はかけ声に合わせてパドルを動かした。家族、職場の仲間と出場した調理師及川奈津子さん(44)は「楽しかった。また来年も出たい」と笑顔を見せた。

 和船漕ぎは地区交流まつりの一環。実行委員長の佐藤東児さん(39)は「若手を含む幅広い世代が運営に関わる融合を目指している。まつりの継続を通じて、新しいつながりをつくっていきたい」と話した。

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