河北抄(7/9):東京で過ごした学生時代、田舎の母がたまに…
東京で過ごした学生時代、田舎の母がたまに送ってくれた小包の中にしょうゆが入っていたことがある。実家で食べ慣れた味。キラキラした都会に染まり、おふくろの味を忘れかけていた頃だった。
東京には物が何でもあった。だが、あの味のしょうゆはついぞ巡り合えなかった。言葉で表現するのは難しいが、平々凡々たる心地…
関連リンク
- ・河北抄(7/8):財政が豊かだと、こんなに違うのか。東京都…
- ・河北抄(7/6):目印は青と黄の2色ののぼり旗。仙台市青葉…
- ・河北抄(7/5):「たった20年か、もう20年か分からない…
- ・河北抄(7/4):宮城県内の七つの蔵元が共同で造る日本酒「…
- ・河北抄(7/3):ユダヤ人作家フランツ・カフカは1883年…