新たな趣味と出合えるかも【特集】体験カフェ

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　もうすぐ本格的な秋。何か始めるには良い季節。趣味探しの入り口になりそうなさまざまな体験ができるカフェを紹介しよう。

《塗り絵体験》塗り絵カフェ &Green（アンドグリーン）

本格的な画材を使って自由に着色

　スパイスカレーが自慢のカフェで本格的な画材を使った塗り絵体験はいかが。デザイナーによるオリジナルの線画が描かれたA2判サイズ（42cm×59.4cm）の用紙を薄い板の上に重ねてスタンドに立て掛け、アクリル絵の具や色鉛筆、クレヨンを使って自由に色を塗ることができる。線画は難易度の異なる13種から選べ、季節感のあるデザインなども続々と追加予定。年齢制限はなく誰でも楽しめる。エプロンの貸し出しもあるので手ぶらでOK。60分3000円から、前日まで要予約。

《ルーマニアンレースお試しコース》Alb Maro Cafe TLY（アルブ マロ カフェ ティーエルワイ）

伝統手芸の世界に触れよう

　ルーマニア文化にほれ込んだ店主が営むカフェで、現地の人たちが受け継いでいる伝統手芸「ルーマニアンレース」の編み方を学べる。体験では編み方の基本となる「コード編み」から学ぶ。編んだコードをレースの図案に重ねて仮留めし、形が定まったら本縫いしてルーマニアンレースを完成させる。基本のコードを編めるようになるだけでも十分美しく、慣れてくれば髪飾りやラッピング用リボンなどに応用できる。体験は火・木〜土曜14:00から可能、約1時間で1000円。レース糸（30番か20番）と針（4号）を準備の上、3日前までに予約を。

《English Café（イングリッシュ カフェ）》Koinonia Coffee Roasters＆Café（コイノニア コーヒー ロースター アンド カフェ）

ドリンク片手に気軽に英会話

　米海軍出身のロブ・チャールズ・スチュワートさんが営む英会話教室で開かれる英会話カフェ。ロブさんは東日本大震災でのボランティアを機に東松島市に移住し、自家焙煎（ばいせん）コーヒー店兼英会話教室を開いた。現在カフェはキッチンカーによる移動販売に変わり、店では英会話教室のみとなったが、「気軽に英会話に触れる機会を」との思いから単発の英会話カフェも始めた。毎回テーマを決め、コーヒーなどを飲みながらロブさんと参加者が会話する形式で行う。所要約1時間30分、ワンドリンク付き1050円で予約不要。開催日はInstagramで告知する。

《コーヒー焙煎体験》珈琲（コーヒー）飲み処 いりたてや

自ら豆を焙煎するぜいたくな時間

　煎（い）りたての豆で提供するコーヒーが自慢のカフェで、豆の焙煎（ばいせん）を体験できる。専用の器に豆を約25ｇ入れ、器を左右に振りながら中火で熱すること5～7分。豆がパチパチはじけだして色が変わり、香ばしさが漂う。店主の能澤充さんは「はじけ方が落ち着いたらひとまず完成。あとは中煎り、深煎りなど好みで加熱しましょう」と話す。豆はその場で店主がドリップコーヒーとして提供してくれる。焙煎したてのコーヒーは香りが良く格別だ。体験は１回1650円、随時受け入れているが、予約がお勧め。

《豆こけし絵付け》準喫茶カガモク

手のひらに収まるキュートなアート

　こけしに興味を持ってもらうきっかけにと、高さ5㎝ほどの小さなこけしに絵付けできるワークショップを行っている。ミズキやサクラ、カエデなど鳴子産材を使った店主手作りのこけしは、ストラップやネックレスにも加工できる豆こけし形と、背面が平らなブローチ形の2種から選べる。表情や胴体の模様など描きたい絵柄が決まったら準備OK。細筆を使い、赤、緑、黒のアクリル絵の具で描いていこう。１回1100円、予約不要だが混雑時は体験不可の場合もある。

《木でつくるアイスキャンディーワークショップ》café craft（カフェ クラフト）

自分好みに彩る木の「スイーツ」

　工務店が運営するカフェで、ものづくりの楽しさを伝えようとさまざまなクラフト体験を提供。通年可能な木工（要予約）とタイルアートのワークショップに加え、季節ごとの特別企画を用意している。8月31日（土）までは、アイスキャンディー形の木に色を塗ったりタイルやシールを貼ったりしてデコレーションするワークショップを開催中。自由な発想で自分好みの「スイーツ」を完成させよう。体験は１回500円、当日受け付け可能だが、食事もする場合は座席の予約が必要。

※木でつくるアイスキャンディーワークショップは「ウイークリーを見た」と伝えれば9月30日（月）まで体験できる

（河北ウイークリーせんだい 2024年8月29日号掲載）