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牛タン給食「おいしい」宮城・岩沼南小で料理の歴史学ぶ授業も

牛タンの唐揚げを食べる児童たち

 子どもたちに地域産業や食文化を知ってもらおうと、岩沼市の岩沼南小で5日、牛タン焼き店などを展開する利久(岩沼市)による食育教室があった。

 外商本部長の国府田徹さん(61)が6年生約100人に講演した。1982年の東北新幹線開業(大宮-盛岡間)で牛タンが仙台名物として広まり、「牛タン1枚から定食6人分が取れ、うちは職人が包丁で1枚ずつ切って味付けしている」と紹介した。

 利久はこの日の全校児童約500人分の給食に、牛タンの唐揚げとテールスープを提供。麦飯も添えて牛タン定食風にすると児童が笑顔で味わった。

 母親が利久の本社工場に勤める6年菅原結翔(ゆいと)さん(12)は「牛タンの唐揚げはかめばかむほどおいしかった。お母さんも働いているので牛タンが大好き」とほほ笑んだ。

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