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菊池雄星投手がプロデュースした練習施設の野球スクールが12月開講

菊池投手も使用する機器を実際に体験しながら、トレーナーの説明を聞く参加者

 米大リーグ、アストロズの菊池雄星投手(岩手・花巻東高出)が岩手県花巻市で手がける屋内練習施設の野球スクールが12月に開講する。同市総合体育館で7日、小中学生と保護者を対象に説明会が開催された。

 施設を運営する合同会社K.O.H(東京)の主催で、菊池投手がかつて所属した盛岡市の見前タイガースと盛岡東シニアの後輩たちを中心に、約70人が参加。体力や年齢に合った能力の伸ばし方やデータを駆使した指導など、独自のメソッドの説明に耳を傾けた。

 施設には最新鋭のトレーニング設備を導入予定。ボールの回転数や軌道などを精密に測る装置「ラプソード」による投球解析や、菊池投手が登板後に使っているというケア機器を試す時間もあった。

 盛岡東シニアの伊香成俊さん(14)は「自分の体のことが少し分かった。先輩の雄星さんは憧れの存在。完成した施設で野球のレベルを上げたい」と話した。

 スクールは、レベル別で投手と野手のクラスを設置し、公式ホームページで入会申し込みを受け付け中。説明会は今後も開催する。オフシーズンには菊池投手やプロ選手との交流や練習見学の機会を設ける。

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