落語って深くて楽しいね 宮城・大崎で児童向け入門講座
子どもたちに落語の楽しさを知ってもらう講座「『超入門』落語に挑戦」が、大崎市地域交流センターであった。同市の市立小中・義務教育学校で年間5日を午前授業とし、子どもたちが学習や地域活動に主体的に取り組む「チャレンジday」の一環。
講師を務めたセンター職員の滝田誠さん(47)は東北学院大落語研究会OB。参加した児童3人は落語の歴史や用語、しぐさについて学んだ後、短い小ばなしを練習した。オチのセリフをリズム良く話すことや、登場人物ごとの目線、声色といった指導を受け、1時間半の講座の最後にそれぞれが発表した。
人前で話すのが好きで落語に興味を持ったという古川北小6年の鎌田龍聖さん(12)は「落語はただ楽しいだけでなく、深いものだと思った。練習して学校で発表したい」と話した。
子ども向けの指導は初めての滝田さんは「短い時間だが、落語の世界に触れるきっかけにしてもらえたらうれしい」と語った。講座は9月11日にあった。
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