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まちの活性化に自転車生かそう 名取で12日 東北初「シクロサミット」 412自治体が加盟 耐久レースや展示即売会も

東日本大震災を経て13年ぶりに昨年復活したママチャリ耐久レース。名取市では自転車を活用したまちづくりが進む=昨年10月

 まちづくりに自転車を活用する自治体が集う「第6回全国シクロサミット」が12日、名取市文化会館で開かれる。12、13日は同市閖上地区で自転車イベントも催される。

 シクロサミットは全国412自治体が加盟する「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」が主催。活用策や課題を共有して地方創生につなげようと2018年に設立された。

 東北初のサミットは午後2時に開幕。自転車競技で東京、パリ五輪に連続出場した梶原悠未選手、北海道・ニセコでツアーを企画するARCHの高橋幸博社長、一般社団法人ツール・ド・東北の斎藤正人業務執行理事が講演する。東北の自治体関係者によるパネル討論もある。

 12、13日は商業施設かわまちてらす閖上で最新自転車の試乗・展示即売会がある。13日は市サイクルスポーツセンターで「ママチャリ6時間耐久レース」、閖上地区を発着点に県南6市町を100キロ巡る自転車イベントもある。申し込みはともに終了した。

 サミットは参加無料。市のホームページ上の専用フォームで申し込みできる。連絡先は市商工観光課022(724)7149。

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