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宮城・女川の出島大橋12月開通 島の活性化に散策や釣りを 町民らが考えるイベントで提案

出島のにぎわい創出について、白熱した議論を展開した町民たち

 宮城県女川町の離島・出島と本土を結ぶ出島大橋が12月に開通するのを前に、町民らが島の活性化策を考えるイベントが開かれた。

 町民らにまちづくりの参画を促す町主催の「女川町民会議」の一環。9月27日に町の交流施設「女川フューチャーセンター・カマス」であり、約35人が参加した。

 一般社団法人女川未来会議出島プロジェクトの高野信代表理事(66)が島での取り組みを説明。トレッキングコースの整備、地域おこし協力隊が開業を目指すサウナ開業の進捗(しんちょく)状況などに触れ「島には自然や風土、ポテンシャルが十分にある。多くのアイデアが形になればいい」と語った。

 参加者有志が釣りイベント、フジテレビ系人気番組「逃走中」を参考にした鬼ごっこゲーム、初日の出を見に行く企画などを発表。3班に分かれて実現可能性や方法を語り合った。

 町の保育士遠藤香奈さん(41)は「自分一人では思いつかない意見や助言を聞けてよかった。開通したら親子で出島の自然に触れるイベントを開催したい」と意気込んだ。

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