「アナ雪」新幹線で夢の旅を TDS新エリアをテーマに特別車両 東北・北海道で2025年6月まで運行
JR東日本は10日、東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)で6月にオープンした「ファンタジースプリングス」の世界観を表現した特別車両「マジカルジャーニー新幹線」の運行を始めた。2025年6月上旬ごろまで、東北・北海道新幹線東京―新函館北斗間を走行する。
E5系10両編成の車体に、新エリアの題材になった「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーターパン」のキャラクターのラッピングを施し、カーテンにもデザインした。駅の発着時には車内で「レット・イット・ゴー」のメロディーが流れる。
初列車のはやぶさ2号に合わせ、仙台駅で出発セレモニーがあった。TDSを運営するオリエンタルランドの岩瀬大輔執行役員は「旅がより楽しくなり、夢や思い出が膨らむことに貢献できれば幸い」と話した。午前6時35分、ファンや駅員らに見送られながら東京に向かった。
東北工大1年の茂木楓さん(19)は「ディズニーと鉄道の両方が好きなので見に行くしかないと思った。生で見るときれい」と目を輝かせた。
特別車両は1日3本程度運行され、前日午後10時以降にJR東の特設サイトでスケジュールを発表する。
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