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高校生が考案「おいしい宮城」召し上がれ!! 弁当コンテスト知事賞に気仙沼高の作品

県知事賞を受賞した気仙沼高の「政宗さんもびっくり!! 陸奥の恵み弁当」

 宮城県産食材の活用やアイデアを競う「高校生地産地消お弁当コンテスト」(県主催)の最終審査会が宮城大太白キャンパス(仙台市太白区)で開かれた。県知事賞には気仙沼高の「政宗さんもびっくり!! 陸奥の恵み弁当」が選ばれた。

 弁当は古代米を使ったサケとさつまいもの炊き込みご飯がメイン。副菜とのバランスが良く、笹かまぼこや仙台麩(ふ)といった加工品も地場産品を活用した点が高く評価された。考案した熊谷彩七さん(17)、川上采姫(あやめ)さん(17)、吉田翠(あきら)さん(17)は「夏休みや放課後に試作を繰り返した努力が実りうれしい」と喜んだ。

 優秀賞は仙台白百合学園高の「よりどり宮城弁当~ほやほやだっちゃ!~」、多賀城高の「みんなの心をわし掴(づか)み! 海のダブルパティ弁当」、気仙沼高の「気仙沼風かつおガパオライス~食トレ!スタミナもりもり弁当~」の3点が選ばれた。コンテストの特設ページで行った投票で最多得票だった加美農高の「みやぎいぎなし溢(あふ)れるモグモグ玉手箱」には、WEB投票特別賞が贈られた。

 コンテストには19校93点の応募があり、最終審査は書類審査を通過した4校8点が対象。県知事賞と優秀賞の計4点は、協賛するスーパーやコンビニが商品化を検討する。

 審査会は19日に行われた。

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