強盗を想定し訓練、連携や役割を確認 宮城・石巻の七十七銀飯野川支店
宮城県石巻市相野谷の七十七銀行飯野川支店で12日、銀行強盗に備えた訓練があった。刃物を持った強盗犯が押し入る想定で、河北署員と行員ら約20人が緊急時の連携を確かめた。
犯人が窓口の行員を脅し「手を上げろ、金を出せ」などと要求。行員は通報役、犯人の特徴を覚える役、犯行後の逃走方面を確認する役など事前に決めた役割に従って対応した。
署の高橋洋平生活安全課長は「冷静に対応できていた。逃走中に脱ぎ捨てやすい上着だけでなく、脱ぎ捨てにくい靴の特徴も分かると犯人特定につながる」と講評した。
渡部浩司支店長は「想定外の事態が起きた場合、決めた役割通りにいかないこともある。今後も防犯意識を高めたい」と話した。
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