宿泊税活用策説明へ 仙台市長、12月のシンポに登壇
仙台市は18日、郡和子市長が青葉区の仙台国際センターで12月1日に開催される市主催の「仙台観光シンポジウム」に登壇すると発表した。2025年11月ごろの導入を目指す宿泊税を活用した観光戦略について、郡市長が市民に説明する初めての場となる。
25年度から3年間取り組む新たな観光戦略の中間案をプレゼンテーションする。年間10億円と見込む宿泊税の税収を生かした、てこ入れ策などを披露する。
県と仙台市の宿泊税導入を巡り、宿泊事業者は強く反発した。村井嘉浩知事が県議会に条例案を提出する前に県民説明会に出席したのに対し、郡市長は市民と直接向き合う場を持たなかったため、市議会などから批判を浴びた。
シンポは午後2時半~4時半。郡市長の発表に続き、観光関係事業者ら5人がパネル討論を行う。参加無料。定員150人(先着順)。市ホームページから申し込む。動画のオンライン配信もある。
連絡先は市観光課022(214)3018。
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