6歳の雌ライオン「なお」天国へ 仙台・八木山動物公園
仙台市八木山動物公園フジサキの杜は4日、雌ライオン「なお」が死んだと発表した。6歳だった。3日朝から苦しげな呼吸やふらつきなどの症状が現れ、治療のかいなく翌4日午前8時半ごろ死んだことを確認した。準備が整い次第、園内に献花台を設ける予定。
園によると、なおは以前から時折嘔吐(おうと)がみられ、11月28日から抗菌薬などで治療。12月3日朝、食欲不振をはじめ複数の症状が出て、緊急で全身麻酔による治療に切り替えた。検査では白血球の数値が上昇していたが、異常な所見は認められなかった。
病理解剖の結果、消化管とぼうこう粘膜から軽度の出血を確認した。今後、病理検査で死因を調べる。
なおは2019年3月、秋田市大森山動物園あきぎんオモリンの森から来園。同時期に広島市から来た雄ライオンの「サン」(6歳)と仲良く遊ぶ姿が人気を集めた。飼育下のライオンの平均寿命は15~20年という。
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