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跳んだり登ったり、障害物を乗り越える「パルクール」普及に奮闘 仙台・石沢さんが日本代表コーチ就任

スタッフのパルクールの動きを見る石沢さん(左)=宮城県大和町のJUMP&LEAP

宮城・利府であす12月8日、石沢さんが開く教室の生徒がパフォーマンス披露

 跳んだり登ったりして障害物を乗り越えるニュースポーツ「パルクール」の普及、発展に向け、仙台市泉区の石沢憲哉(かずや)さん(37)が奮闘している。10月、日本代表選手団のコーチに就任。宮城県大和町で東北最大規模の教室も開き、競技の魅力を伝えている。

 石沢さんは、パルクール指導の合同会社「SENDAI X TRAIN(センダイエクストレイン)」(仙台市)の代表社員。大和町で教室「JUMP&LEAP(ジャンプアンドリープ)」を運営する。

 11月15~17日に北九州市で開かれた「FIGパルクール世界選手権」では、2人いるコーチの1人として、日本代表選手14人を支援した。

 パルクールは2028年ロサンゼルス五輪の新種目候補。石沢さんは「新種目となりコーチを続けていれば、メダルの獲得に向けてサポートしたい」と語る。

 08年にパルクールを始めた石沢さんは、競技の裾野を広げようと、19年に富谷市でJUMP&LEAPを開設。今年10月には大和町に移転した。教室には仙台圏の各地から、小学生から高校生までの100人近くが通う。

 競技の魅力を発信するため、12月8日には利府町のイオンモール新利府南館2階ライブスクエアで、教室の生徒がパフォーマンスを披露する。公演は午前10時半、11時半、午後1時半、2時半、3時半の5回。各回15分ずつで観覧無料。

 石沢さんは「困難を乗り越える心の強さを養えるのがパルクールの魅力。生徒たちが重ねた努力を見てもらいたい」と話す。

 連絡先はJUMP&LEAP080(7216)1382。

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