大しめ縄しっかりと 宮城・岩沼の竹駒神社、新年の準備進む
岩沼市の竹駒神社で20日、年の瀬恒例の大しめ縄のかけ替えがあった。烏帽子(えぼし)に白装束姿の神社職員4人が脚立を使って社殿にしっかりと固定し、紙垂(しで)を飾り付けた。
大しめ縄は長さ約14メートル、重さ60キロ。境内の神田「穂徳田(すいとくでん)」で今年刈り取ったひとめぼれの稲わら約100束を使い、約3週間かけて作り上げた。平沢紀穂権禰宜(ごんねぎ)は「厄よけの結界となる大しめ縄を張り替え、新年を迎える準備が進んできた。すがすがしい気持ちで参拝してほしい」と話した。
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