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多賀城碑の四季が切手に、国宝指定記念で700枚限定販売 日本郵便東北支社

フレーム切手を掲げ記念撮影する深谷市長(右)と内ケ崎局長

 日本郵便東北支社は23日、多賀城市の文化財「多賀城碑」が8月に国宝指定されたことを記念したフレーム切手を700枚限定で発売する。110円切手10枚で1シート1650円。市内5局や塩釜などの県内61郵便局で取り扱う。

 新緑や雪景色、夜のライトアップなど、季節や時間の移ろいとともに雰囲気を変える多賀城碑の風景写真を使用。俳人松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅で訪れた際の様子を描いた伝記絵巻や、多賀城創建1300年の今年復元され、碑のすぐ近くに建つ多賀城南門などもデザインされている。

 20日に市役所で贈呈式があり、仙台市北部地区連絡会総括局長の内ケ崎慎富谷日吉台郵便局長が深谷晃祐市長にフレーム切手を手渡した。内ケ崎局長は「創建1300年に花を添えさせていただければ」、深谷市長は「多賀城の宝を未来に受け継いでいきたい。ぜひ多くの人に手に取ってもらいたい」と話した。

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