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薬師まつり彩ったポスター30枚集結 宮城・栗原築館で展示

歴代ポスターの説明をする佐藤実行委員長

 栗原市築館で毎年11月3日に行われる薬師まつりの歴代ポスター約30枚を集めた展示会が、市築館総合支所2階の市民活動支援センターで開かれている。28日まで。

 薬師まつり実行委員会が、保管していた2005年以降のポスターを有効活用しようと初めて企画。パレードの主役「しづはた姫」をメインにしたポスターなどが並び、趣向を凝らしたデザインの変遷を楽しめる。しづはた姫の華やかな衣装も展示している。

 薬師まつりは平安時代の故事に由来する。病に倒れたしづはた姫が築館の杉薬師如来に祈願したところ全快したという逸話がある。パレードではお礼参りに訪れた藤原行列を再現する。

 佐藤敏弘実行委員長(59)は「薬師山で行うフィナーレの『御礼の儀』など、もっと知ってもらいたい魅力がある。来年は栗原市合併20周年の節目でもあり、PRに力を入れて盛り上げていきたい」と話す。

 午前8時半~午後9時半(月曜休館)。入場無料。

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