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香る「仙台せり」、幸せの給食 宮城・名取の4中学校などで地場産登場

地場産セリを使った白玉だんご汁を食べる生徒

 宮城県名取市内の4中学校と義務教育学校で9日、地場産「仙台せり」を使った給食のメニューが登場し、生徒がおいしそうに味わった。

 地元の上余田、下余田両芹(せり)出荷組合が2021年度から毎年、無償提供している。市学校給食センターが、刻んだセリやニンジン、鶏肉などが入った白玉だんご汁を用意した。

 増田中では生徒約800人がクラスごとにかみしめた。1年清水康佑さん(12)は「香りが強くておいしかった」と言い、1年遠藤心緒(みお)さん(13)は「前にせり鍋を食べた時は苦手な感じがしたが、今回は風味が良かった。また食べてみたい」と話した。

 15日には市内の小学校の給食でもセリ入り白玉だんご汁が提供される。

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