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青森・浅虫ねぶた「冬の陣」が17日から開催 講話や制作体験も

今月26日に再び明かりがともる「三番叟」(実行委員会提供)

 ねぶた発祥の地とされる青森市の浅虫温泉で「浅虫ねぶた 冬の陣」(実行委員会主催)が17日~2月16日に開かれる。毎年夏に開催される「浅虫温泉ねぶた祭り」の魅力を冬にも体感できる展示やツアーが企画されている。

 1月26日には道の駅「ゆ~さ浅虫」市場駐車場で、2023年夏の祭りで運行したねぶた「三番叟(さんばそう)」に点灯。太鼓や笛のはやしに合わせ、ねぶたの周りで跳人(はねと)が乱舞し、本番さながらの雰囲気が楽しめる。

 会期中の金、土、日曜には、温泉街の旅館やホテルに飾られているねぶたアートを地元住民のガイドで巡るツアーを開催。1月18日、2月15日は特別版として第7代ねぶた名人の竹浪比呂央さんの講話がある。

 ねぶた師の立田龍宝さんと一緒に、今夏の浅虫温泉ねぶた祭りに出陣するねぶたの制作を体験するプログラムも用意した。

 実行委員長の中村彰利さんは「旅館の大型改装が昨年終わり、温泉街を挙げて盛り上がる準備が整った。夏の祭りにつなげられるようなにぎわいをつくりたい」と話した。

 ツアーや体験は前日までに予約が必要。詳細は浅虫温泉観光協会の公式ホームページで確認できる。連絡先は浅虫温泉共同予約センター017(752)1031。

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