(1100)枯れ芦の日に日に折れて流れけり/高桑闌更(1726~1798年)
水面に反射する日差しは弱いが、低いゆえにまばゆい。冷たい川風も吹いているのだろうか。この句の眼目は何といっても「流れけり」だろう。「日に日に」流れた時間、あっという間の季節の移りを見事に捉えている。…
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