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(1100)枯れ芦の日に日に折れて流れけり/高桑闌更(1726~1798年)

 水面に反射する日差しは弱いが、低いゆえにまばゆい。冷たい川風も吹いているのだろうか。この句の眼目は何といっても「流れけり」だろう。「日に日に」流れた時間、あっという間の季節の移りを見事に捉えている。…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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