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(1103)星屑のごとく寒肥撒いてゆく/青木ともじ(1994年~)

 冬に与える肥料を寒肥(かんごえ)と言う。春、植物が活動を開始するころにその効果が出るように、という狙いだそうだ。「肥」という漢字からは何となく臭い感じがするが、この句は点々と撒(ま)かれていく「星屑…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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