(1098)飛ぶ鳥の胸の輝き冬芒(すすき)/金箱戈止夫(1928~2020年)
冬のススキは枯れて色を失い、穂先は力なく下を向いていますが、日の光を浴びて金色に輝くさまは美しいものです。あるいは「冬芒」はトキワススキ(寒ススキ)を指すこともあります。冬にも枯れず大ぶりな種類で、…
関連リンク
- ・(1097)松とりて常の旭(あさひ)となりにけり/立羽不角(1662~1753年)
- ・(1096)庭園のすべてを聴きて日向ぼこ/阪西敦子(1977年~)
- ・(1095)恵方へとひかりを帯びて鳥礫(つぶて)/佐藤鬼房(1919~2002年)
- ・(1094)にんげんにふぐりあること初笑/松本てふこ(1981年~)
- ・(1093)初富士に七味唐辛子を振りぬ/田口武(1954年~)