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陸羽東線、西線の沿線団体、早期復旧をJR東北本部に要望

 昨年7月の大雨被害で一部運休が続くJR陸羽東線と、沿線の工事のため全線運休中の陸羽西線について、沿線自治体などでつくる陸羽東西線利用推進協議会(会長・山科朝則山形県新庄市長)は24日、早期復旧を求める要望書をJR東日本東北本部に提出した。

 協議会によると、山科市長は副会長の矢口明子山形県酒田市長、伊藤康志宮城県大崎市長、両県の担当者と仙台市の同本部を訪れ、「生活に密着し、観光交流にも欠かせない路線。地域経済への影響も大きい」と述べた。要望書を受け取った高岡崇本部長は「国や県と協議して工事を進める」と話したという。

 陸羽東線は昨年7月から鳴子温泉-新庄間で運休。陸羽西線は2022年5月から新庄-余目間の全線で運休し、25年度中の再開を見込む。JR東はともにバスによる代行輸送を実施している。

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