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(1113)黄昏(たそがれ)の象きて冬の壁となる/富澤赤黄男(1902~1962年)

 日暮れ時、西の空の太陽が町並みをだいだい色に染めています。作者は動物園に来ているのでしょうか。遠目に見える象も夕日色です。柵に寄りかかりながらぼんやりとしていると、歩いてきた象が近くで止まり、そのま…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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