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(1114)寒星(かんぼし)のぴしぴし赤子眠る家/大畑善昭(1937年~)

 「ぴしぴし」というオノマトペが楽しく印象的な句。その音には、いくつかのイメージを重ね合わせることができる。冷えて澄み切った冬の夜空を裂くように、地上に届く星々の光。また、この世に生を受けたばかりの赤…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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