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空き校舎でコスプレ楽しむ 宮城・丸森の旧大張小に県内外から150人 「広々使い自由に撮影」

教室で撮影するコスプレ参加者

 宮城県丸森町の旧大張小の空き校舎で26日、アニメやゲームなどのキャラクターになりきって写真撮影を楽しむコスプレイベントが開かれた。

 県内外からカメラマンも含めて約150人が参加。教室や体育館、校長室、校庭とさまざまなシチュエーションをイメージしながら写真や動画を撮影した。

 姉妹で参加した仙台市泉区の宇佐美凜華さん(22)は、漫画「日常」のキャラクターに扮(ふん)して教室などで撮影。「学校を広々と使えて自由に撮影できた。地域で歓迎されている雰囲気で楽しかった」と話した。

 同校卒業生の佐藤進さん(48)が代表を務める実行委が主催。地元住民も飲食提供などで協力し、地域一体で空き校舎の活用やにぎわい創出に取り組んだ。佐藤さんは「今後も地域の力を掘り起こし、絆を大切にチャレンジしていきたい」と述べた。

 旧大張小は2022年4月、舘矢間、耕野両小と統合して新舘矢間小に再編された。

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