宮城・名取で外国人誘客セミナー　講師の台湾の何さん「名取はサイクリング天国」　サイクルツーリズムの環境評価

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　サイクルツーリズムによる外国人誘客を考えるセミナーが２３日、名取市文化会館であった。講師を務めた台湾自転車サイクリスト協会の何麗卿秘書長が「平たんで安全に乗れて、拠点施設も美食もある名取はサイクリングの天国」と話し、環境を評価した。

　市が主催し、約５０人が参加した。何さんは閖上地区にある市サイクルスポーツセンターの宿泊施設に泊まりながら、周辺を自転車で巡ったり、飲食店で生シラスを味わったりした。

　何さんは「サイクリングが盛んな台湾人は瀬戸内海の『しまなみ海道』を走るのが流行中」と紹介。インバウンド（訪日客）は今が好機で「誘客には安全性はもちろん、台湾メディアを招いた宣伝や、ホテルや飲食店が掲載された地図が大事だ」と述べた。