初代「マンガッタンライナー」との思い出残そう! 宮城・石巻で撮影会企画 HP投稿募集も
故石ノ森章太郎さん(宮城県登米市出身)の人気漫画キャラクターを車体に描いたJR仙石線の初代「マンガッタンライナー」が3月で運行終了するのに合わせ、車両との思い出を募集する事業が相次いで企画されている。 宮城県石巻市の鉄道写真家武川健太さん(31)は2月2日と16日、市内のJR石巻駅で停車中の車両と希望者の撮影会を開催する。希望者から思い出のエピソードを聞き取ってまとめ、写真と一緒に3月以降、駅舎内などで展示する予定。
撮影会は両日とも正午と午後3時45分の2回で、予約者を優先する。予約フォームで申し込みを受け付ける。参加無料だが、鉄道利用客以外は入場券が必要となる。写真は後日、参加者に贈られる。
武川さんは「沿線住民にとって身近な存在であるマンガッタンライナーのエピソードを気軽に寄せてほしい」と話している。
石巻市のまちづくり会社「街づくりまんぼう」も3月21日まで、車両との思い出を文章や写真で募集し、特設ホームページ(HP)で公開している。HPの専用フォームから投稿する。
初代は2003年、JR東日本が石巻市との共同事業として運行を開始。「サイボーグ009」「仮面ライダー」などのキャラクターが描かれている。今年3月23日に運行を終える。
連絡先は、撮影会が武川さん050(8884)9955、HPへの投稿はまんぼう0225(23)2109。
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