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「センダイヘンジ」見頃です ペデストリアンデッキに大勢の人

 仙台市中心部を東西方向に走る通りに沿って夕日が沈む「センダイヘンジ」が見頃を迎えている。青葉区の南町通にあるペデストリアンデッキでは15、16日、大勢の人がスマートフォンなどでビルの谷間に沈む夕日を撮影した。

見頃を迎えたセンダイヘンジ=15日午後4時55分ごろ、仙台市青葉区の南町通

 見頃は午後4時半からの約20分で、快晴だった15日は人垣ができるほどにぎわった。16日は雲に覆われ見られなかった。両日とも撮影に来たという富谷市の会社員佐藤輝喜さん(50)は「人と街並みを絡めて撮りたい」と話した。

 仙台管区気象台によると、春のセンダイヘンジの見頃は南町通が21日まで、中央通りや並行する定禅寺通、青葉通、広瀬通は23~28日。

 センダイヘンジは高層建築が並ぶ青葉区の東西方向の大通りなどで冬至の60日前後に当たる2月と10月に夕日が沈む光景で、新たな観光資源にしようという動きが広がっている。英国のストーンヘンジにちなんでおり、現地では夏至に巨石の間を日が昇り、冬至に日が沈む。

見頃を迎えたセンダイヘンジ=15日午後4時55分ごろ、仙台市青葉区の南町通

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