閉じる

自民・森下千里氏、初質疑で「地方の元気創出が必要」強調 <国会短信>

 自民党の森下千里氏(衆院比例東北)は27日、予算委員会の分科会で初の国会質問に立った。少子高齢化が進む中で「地方の元気を創出することが強く求められている」と強調。関係人口を増やすため、居住地以外の自治体に第2の住民票を登録する「ふるさと住民登録」の制度化を提案した。

 森下氏は「地元から『若い人がいたらいいのに』という声をよく聞く。伝統的な祭りも人手不足でできない状況もある」と訴えた。総務省の担当者は「制度の検討を進めていきたいという段階だが、各自治体の取り組みを研究してさまざまな方が使える仕組みにしたい」と応じた。

 森下氏は同日、災害時の通信環境の整備や地域の防災を担う女性消防団員の確保に向けた施策についても質疑した。終了後、「地元の声を拾い、宮城の地域特性にあった質疑を続けたい」と話した。

関連リンク

ライブカメラ

みやぎ地域安全情報

宮城県警 みやぎセキュリティメールより