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8段圧巻 ひな人形1500体 多様な衣装や表情 山形・村山で9日まで

会場いっぱいに飾られたひな人形の前で踊りを披露する園児たち

 ひな人形約1500体を幅13・5メートル、8段(高さ2・2メートル)のひな壇に並べたイベント「段々ロングな雛(ひな)まつり」が、山形県村山市の市民会館で開かれている。9日まで。

 全国の家庭から昭和から平成にかけて寄贈された多様な表情や衣装の人形が飾られた。初日の2月27日には、市内の認定こども園の園児27人が歌や踊りを披露した。

 生後4カ月の次男と訪れた市内の助産師石沢瑠美さん(37)は「最近は7段のひな飾りでも珍しく、8段は圧巻。家で飾る機会がないので見に来て良かった」と話した。

 市によると、イベントは2004年に始まり、一時期は最大6000体の人形を飾ったこともあった。

 開館時間は平日午前11時~午後3時、土、日曜は午前10時~午後4時。入場無料。連絡先は市商工観光課0237(55)2111。

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