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深海の世界に触れよう 3月15日、仙台うみの杜水族館で夜限定のイベント

昨年の「深海ナイト水族館」。興味津々な様子で深海魚を指でつつく来場客

 仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館で15日夜、宮城沖の深海の世界を楽しめるイベント「深海ナイト水族館」が開かれる。今年水揚げされた深海魚の冷凍標本の手触りを確かめられるほか、専門家のトークショーもある。

 展示される標本は、ぶよぶよした体の「ニュウドウカジカ」や全身トゲだらけの「イバラガニモドキ」、大きな口にざらざらした歯が特徴の「ムネダラ」など約10点。2~3月に金華山沖の深さ300~700メートルで捕獲された。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」で深海魚の魅力を発信し、80万人超のチャンネル登録者がいる生物ライターの平坂寛さんも登壇。宮城沖に生息する深海の生き物や環境などを解説する。深海魚で作った新作料理を紹介する動画も公開する予定。

 イベントは午後6時~8時半(最終入館午後7時半)。前売り券は大人2500円、中高生1800円、小学生1300円。連絡先は仙台うみの杜水族館022(355)2222。

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