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(1154)文(ふみ)をこのむきてんはたらく匂ひ哉/岡西惟中(1639~1711年)

 好文木(文をこのむ木)は梅の花の異称。晋の武帝が学問に親しむと花が開き、学問をやめると花が開かなかったという故事に由来する。さすが「きてん」がきいて、良き季節にふさわしく薫ることだ。作者は論客として…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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