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ザンビアとの絆 食や文化で体感 宮城・丸森で23日まで交流フェス

ロジャースさん(左)がザンビア料理を調理する様子をのぞく来場者たち

 2011年から丸森町耕野地区を中心に交流が続くアフリカ・ザンビアの文化を体感できる「ザンビアフェスティバル2025」が20日、同町の不動尊クラインガルテンクラブハウスで始まった。23日まで。

 カラフルな色合いと独特な模様が特徴の布「チテンゲ」や工芸品、オリジナルTシャツなどを販売。耕野地区とザンビアの交流の様子を記録した写真パネルも展示している。

 町内に短期滞在中のザンビア国籍のチクンビ・ロジャースさん(38)によるザンビア料理も振る舞われた。交流事業の一環でザンビアに渡航した町民が体験談を披露し、来場者は料理を味わいながら耳を傾けた。

 イベントを主催した同町の宮原治代さん(46)は「ザンビアとの交流を続けることに意義がある。未来を担う丸森の子どもたちに世界を知ってもらいたい」と話した。料理の提供と体験談の披露は22、23日もある。

ザンビアの工芸品などが並んだイベント

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