「自分を褒めて、許して」 西村まさ彦さんが宮城・岩沼中で特別授業

岩沼市の「いわぬま大使」を務める俳優の西村まさ彦さんが17日、岩沼中を訪れ、1、2年生約200人に特別授業「夢☆あこがれ授業」を行った。
西村さんは夢を見つけられずにいた23歳の時、地元富山のアマチュア劇団で初舞台を踏んだと紹介。「座長から『演技は駄目だったけど、よく頑張ったね』と褒められた。その一言で、役者としてやっていこうと、背中を押してもらった」と振り返った。
「褒められることは少ない。だから自分で自分を褒めて、許してほしい。人に頼られないと立っていられない人生はやめよう」と強調。「好きなことをとことんやって、分からない時は休んでもいい。そんなスイッチを持てるといい」とアドバイスした。
西村さんは東日本大震災後、市内の仮設住宅を慰問したり、被災農家を応援したりし、2013年にいわぬま健幸大使(現いわぬま大使)に就任した。特別授業は今回で8回目。
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