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万博チケットを小学生に 三井住友海上、石巻市へ20枚寄付

工藤副市長(右)に目録ボードを手渡す小池仙台支店長

 三井住友海上エイジェンシー・サービス(東京)は17日、石巻市に大阪・関西万博の入場チケット20枚を寄付した。万博開催期間中に1日間利用できる。市は今後、市内児童に抽選でプレゼントする。

 エイジェンシー社は損保大手・三井住友海上火災保険のグループ会社。三井住友海上と市は地域産業振興などに向けた包括連携協定を結んでおり、万博チケットの寄付もその一環。住友グループは万博にパビリオンを出展している。

 17日は贈呈式が市役所であり、エイジェンシー社の小池雄司仙台支店長が工藤均副市長に目録を手渡した。小池支店長は「子どもが多感な時期に感じることは将来に残る。(石巻の子どもが)大阪・関西万博で経験することもいつか芽吹く」と期待を込めた。

 市は今後、市広報でチケットのプレゼントを告知し、応募を受け付ける。「万博ID」での入場予約などは当選者が行う。エイジェンシー社は東松島市、女川町にも万博チケットを寄付する予定。

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