仙台・旧荒浜小児童らの日常伝える 3・11メモリアル交流館で写真展

児童が作った「あらはまカルタ」と震災前後の荒浜の風景写真を組み合わせた企画展
「あらはまカルタ」に関連する写真について語り合う佐藤さん(左)と大沢さん

 2016年3月に閉校した仙台市若林区の旧荒浜小の児童らの日常を追った写真展「ふるさと荒浜小学校」が、同区の「せんだい3・11メモリアル交流館」で開かれている。来年1月31日まで。

 写真は、14、15年度の3年生が荒浜を題材に作った「あらはまカルタ」(59組)に関連する荒浜の風景や子どもたちの日常の風景約40点を展示している。

 「『きれいにしようね!』声かけ合って海岸清掃」と書かれた「き」の札には、震災後の清掃の様子を撮影した写真を並べた。

 背景は学校の黒板をイメージ。ベニヤ板で作ったパネルに塗料を塗り、チョークで説明を書き込んだ。

 荒浜に住んでいたアマチュア写真家佐藤豊さん(83)が自ら撮影したり、譲り受けたりした写真を見せたいと発案。荒浜の情報を発信する「海辺の図書館」で活動する舞台美術家大沢佐智子さん(52)らが協力した。

 佐藤さんは12年から4年間、東宮城野小(宮城野区)に通学していた荒浜小の児童を撮影。「子どもたちの笑顔に励まされた。震災に負けないで頑張っていた姿を見てもらいたい」とPRする。

 写真展を訪れた群馬県の会社員飯塚保さん(58)は「震災前まで、ごく普通の学校生活があったことを改めて感じた」と話した。

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