宮城の「河北せり」、GI産品に登録 青森のトウガラシ「清水森ナンバ」も

河北せり(農水省提供)
清水森ナンバ(農水省提供)

 農林水産省は23日、地域に根差した農林水産物や食品をブランドとして守る地理的表示(GI)保護制度に、宮城県の「河北せり」と青森県のトウガラシ「清水森ナンバ」を登録した。GI産品は計104となった。

 農水省や地元農協などによると、河北せりは地下水に恵まれた河北町(現石巻市)で約300年前から栽培される。10月~翌年2月は根ごと収穫した「根セリ」、4~5月は茎葉の「葉セリ」が出荷される。

 一般的なセリより可食部が長く、シャキシャキした食感が特長。柔らかいため長距離輸送に向かず、希少価値が高い。

 清水森ナンバは弘前市、平川市、西目屋村、田舎館村、大鰐町で生産される。津軽藩初代藩主の津軽為信が約400年前、京都から持ち帰り広めたと伝わる。辛み成分が少なく、甘みを含んだまろやかな辛さと独特の豊かな風味を持つ。

 GI登録により、専用のマークが付けられ知的財産が守られる。類似品の不正表示は地理的表示法に基づく取り締まり対象となる。

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