東京電力福島第1原発事故で被災した福島県浪江町の歴史や文化を後世にどう伝えるか考える討論会が11日、二本松市市民交流センターであった。町の大半は今も帰還困難区域。参加者からは「資料収集や調査を地道に続けるしかない」などの意見が出た。
県博物館などの主催で約10人が参加した。講師として登壇した町商工会顧問の原田雄一さんは「原発事故から10年たち、除染で多くの家屋が解体された。失われた資料も多いだろう」と述べ、町当局が郷土史の継承により主体的に関わるべきだと主張した。
国文学研究資料館(東京)の西村慎太郎准教授は「(町の伝統工芸の)大堀相馬焼のような分かりやすいものだけ残しても、将来の世代に古里として関心を持ってもらえない」と語り、住民目線に立った記録を集める必要性を指摘した。
県博物館などでつくる「ライフミュージアムネットワーク」は、二本松市で授業を再開した津島小と浪江小(昨年度で閉校)の児童が郷土の歴史などを学ぶ授業「ふるさとなみえ科」の成果を「博物館」として残す活動を支援している。
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