働き方の多様化は、仙台圏で働く人の服装にも及んでいる。七十七銀行は15日、ジャケットやシャツなどで勤務する「ビジネスカジュアルデー」を始めた。本部は3月末までの週2回の試行を経て4月に本格導入し、営業店にも順次拡大。女性の制服も原則廃止する。銀行の堅いイメージを払拭(ふっしょく)するとともに、行員が働きやすく自主性を尊重できる環境を整える。
同行は昨年11月に「通年ノーネクタイ」を導入したが、男性はスーツに限定したほか、女性は営業で外部を訪問する行員にスーツを認めた以外は制服だった。
女性の制服はパートなど一部を除き3月末で廃止。本部は4月にビジネスカジュアルを採り入れる。営業店は5月からビジネスカジュアルデーを試行した後、本格導入を計画する。
試行初日の15日、仙台市青葉区の本店では、グレーのジャケットや淡い色のスカート姿といった服装が見られた。「普段とあまり違和感がない。職場も明るくなった感じがする」と女性行員にも好感触だ。
鈴木恭子ダイバーシティ推進室長は「制服は企業文化醸成や顧客への安心感という側面もあったが、TPOにより服装を選ぶことで、柔軟性を持った職場づくりにつなげたい」と話す。
荘内銀行(鶴岡市)と北都銀行(秋田市)を傘下に持つフィデアホールディングス(仙台市)も、昨年8月からビジネスカジュアルを試行し、今月正式運用を始めた。営業店を含めてビジネスカジュアルや制服などを選択できる。
東北電力と100%子会社の東北電力ネットワーク(仙台市)は2月、ビジネスカジュアルを本格導入する。社員一人一人が多様な働き方やTPOに合わせて服装を選べる環境を整え、生産性向上につなげる。
ビジネスカジュアルに関する写真付きの着用例やNGルールを周知し、各職場で着こなしの在り方や許容度を確認する。昨年4月以降、東北電本店や営業所、支店などの一部職場で試行してきた。2月以降は全事業所に広げて実践する。
両社の社員は計約1万2000人。分社化前の2019年10月には、働き方改革の一環として「通年ノーネクタイ」を採り入れた。社内の業務や会議では原則、ネクタイを外すが、式典や来客対応、行政機関への訪問などTPOに応じて着用の有無を判断している。
ノーネクタイは元々、クールビズ期間(5~9月)や一部の現場作業者に限り実施していた。社員から「ノーネクタイの期間は快適で業務に集中しやすい」「肩肘張らずに仕事ができる」といった声が寄せられ、通年化した経緯がある。
東北電の担当者は「若手社員らの声にできる限り応えようと決断した。働き方改革を推進し、会社変革の機運を高めたい。次代を担う学生にも、自分で柔軟に判断できる職場であることを理解してほしい」と期待する。
働き方の多様化は、仙台圏で働く人の服装にも及んでいる。七十七銀行は15日、ジャケットやシャツなどで勤務する「ビジネスカジュアルデー」を始めた。本部は3月末までの週2回の試行を経て4月に本格導入し、営業店にも順次拡大。女性の制服も原則廃止する。銀行の堅いイメージを払拭(ふっしょく)するとともに、行員が働きやすく自主性を尊重できる環境を整える。
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