将棋の藤井聡太二冠(18)の活躍で、対局中の「勝負メシ」が注目を浴びるようになりました。今回は、囲碁界の勝負メシを取り上げます。
対局の際は通常、昼に45分の休憩時間が与えられます。今年からルールが変わり、休憩中に外出できなくなりましたが、昨年までは外で食事をする棋士が多数派でした。私はよく、うどんやそばを食べていました。軽くて消化に良いからです。行きつけの店で他の棋士に遭遇することも多々ありました。
女流棋士の藤沢里菜四段(22)や上野愛咲美四段(19)は、カフェでパスタを食べることが多かったそうです。定食などをしっかり食べる棋士もいて、勝負メシは十人十色でした。
七大タイトルを争う挑戦手合では、勝負メシも豪華になります。対局中の昼食やおやつは、前夜に決めます。表は昨年の天元戦第1局、名古屋対局のメニューの抜粋です。どれも魅力的で悩みましたが、この時は「知多牛和風ローストビーフ丼」を選びました。
私
の場合、挑戦手合ではすしなど豪華な食事を注文することが多いです。芝野虎丸二冠(21)は、うどんやそばといった食べやすいものや洋食を頼むようです。
おやつが出るのも挑戦手合の特徴です。フルーツ盛り合わせやケーキをはじめ、こちらも多くの選択肢があります。碁聖戦で、午後にケーキを二つ用意してもらったこともありました。
私は普段の対局でもチョコやラムネなどを食べています。糖分補給は集中力の維持につながるため、対局がない日より多く摂取します。棋士は対局中ほとんど動きませんが、碁盤の前で長時間考え続けているので見た目以上に体力を消耗します。夜遅くまで対局が続く時は体重が2キロ減ることもあります。対局者にとってはおやつも大切なのです。
最近は対局の様子が中継される機会が増え、対局者が何を食べているかを誰でも知ることができるようになりました。勝負メシという観点から、棋士の個性や魅力を知ってもらえればうれしいです。
(囲碁棋士)
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