東北電会長に増子氏 6年ぶり交代、海輪氏は相談役に 4月1日付

増子次郎氏

 東北電力の海輪誠会長(71)が4月1日付で取締役相談役に退き、後任の会長に増子次郎副社長(65)が就任することが27日、分かった。同社の会長交代は2015年6月以来、約6年ぶり。
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年となるタイミングで重責を担う増子氏は、樋口康二郎社長(63)と共に経営基盤の強化を図る。
 東北電は昨年2月、グループ経営の方向性を示す「中長期ビジョン」を策定。4月には送配電部門の法的分離(分社化)を実施した。女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)は原子力規制委員会の審査合格後、昨年11月には県と女川、石巻両市町との安全協定に基づく「事前了解」と「地元同意」を取り付け、再稼働に一定の道筋が付いたことも会長交代に踏み切った理由とみられる。
 増子氏は一関市出身、北大院修了。1980年入社。主に原子力畑を歩み、常務火力原子力本部副本部長などを経て、18年4月から取締役副社長執行役員原子力本部長QMS管理責任者。
 海輪氏は10年6月に社長、15年6月に会長に就任。震災後は大規模停電の早期解消や供給設備の復旧、財務基盤回復に尽力した。

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