気仙沼湾横断橋、3月6日開通 仙台-宮古、高速道路で直結

地元では復興のシンボルに位置付けられている気仙沼湾横断橋

 東北地方整備局は29日、東日本大震災の復興道路として整備する三陸沿岸道のうち、「気仙沼湾横断橋」(全長1344メートル)を含む気仙沼港-唐桑半島インターチェンジ(IC)間の7・3キロが3月6日に開通すると発表した。宮城県内の三陸沿岸道が全線開通し、仙台市と岩手県宮古市が高速道路で直結する。

 2020年2月に開通した気仙沼中央-気仙沼港IC間を含む計9・0キロの総事業費は1365億円。仙台港北-田野畑南IC間260キロがつながり震災前と比べ、仙台市から宮古市への所要時間は約2時間短縮される。

 浦島大島IC、気仙沼鹿折ICはいずれも「ハーフ方式」。浦島大島ICは仙台方面のみ、気仙沼鹿折ICでは宮古方面のみ、それぞれ乗り降りできる。

 唐桑半島ICは接続路の地理的な制約から、出入り口を分離。北側の入り口は上り線のみ、南側の出口は下り線のみ利用できる。

 宮城県気仙沼市の菅原茂市長は「物流の効率化や交流圏の拡大、救急医療体制の強化など多方面に効果が期待できる。宮城県のみならず三陸沿岸全体の発展に寄与する」と談話を出した。

 国は仙台港北IC-八戸ジャンクション間を復興道路と位置付け、21年度中の全線開通を目指している。現在、全長359キロのうち305キロが開通している。

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