スマトラ沖地震の教訓聞く 岩手県震災伝承館で研修会 陸前高田

スマトラ沖地震の津波を経験したシティさんの話を聴く解説員たち
スマトラ沖地震の津波を経験したシティさんの話を聴く解説員たち

 岩手県陸前高田市の県東日本大震災津波伝承館で8日、同館の解説員向けの研修会があった。2004年12月のスマトラ沖地震で被災したインドネシア・アチェ州在住の日本語講師シティ・マグフィラさん(24)がオンラインで講演し、伝承の重要性を強調した。

 小学生の時に被災したシティさんは「災害は必ず繰り返す。インドネシアも日本も津波から学び、未来の社会に経験を伝えることが大事だ」と強調した。

 震源近くのシムル島では過去の津波の経験が子守歌などで伝承され、スマトラ沖地震の時には住民がすぐに避難し、犠牲者が少なかったことも紹介した。

 研修会には解説員8人が参加。岩手沿岸の自治体職員らもオンラインで聴講した。解説員の吉田彰さん(42)は「共通する事実や教訓があった。震災の経験を自分のこととして捉えてもらえるように解説を工夫したい」と話した。

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